今年の節分はコロナ感染の影響でお豆のパウンドケーキを焼くことができませんでした。
昨年、丹波の黒豆と山形の紅大豆をたっぷり入れたパウンドケーキを焼きました。黒色と薄紅色の組み合わせが可愛らしく、甘くてもちっとした食感はまさにお豆のパウンドケーキでした。今年はお豆のパウンドケーキは残念ながら焼くことは出来ませんでしたが、この山形県紅大豆を使って有機宇治抹茶と紅大豆薄甘納豆のパウンドケーキと、黒ごまと紅大豆薄甘納豆のパウンドケーキをご用意しました。
紅大豆は東北地方の地大豆で紅い種皮の大豆です。地大豆とは、日本のごく限られた地域だけで、長い間受け継がれてきた地元の大豆です。昔から品種改良を一切していない大豆です。栽培が面倒で、効率が非常に悪く、収穫量も手間程に報われない希少な地大豆がなぜ受け継がれてきたかというと、非常にうまみが強く甘くておいしいからです。栽培方法は、農薬と化学肥料を50%減らした「特別栽培」です。生産量は非常に少ない大豆なので天候が悪いとその年は全滅してしまうかもしれないのだそうです。今年もこの紅大豆薄甘納豆が届きました。
紅大豆薄甘納豆がたっぷり使ったパウンドケーキをおたのしみください。
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