有機素材を使うことについて

50年近く栄養士として食にかかわってきました。「何を、どんな食材を、どれだけ食べればいいのか」が課題で、「どんな食材を」はとても難しいことでした。

以前は安心安全な食材は無農薬栽培や減農薬栽培の農産物、無添加の食品が中心でしたが、内容が確実なものではなかったようです。普通栽培した農産物を無農薬野菜として隣の町で売られているのを目にしたこともありました。平成18年に有機JAS認定制度ができて、今やだいぶ多くの人に認識され、食材を選択するときの目安になってきたと思います。家族にもアトピー性皮膚炎や喘息の子供がいたので、食材を選ぶことには随分注意を払ってきました。今、健康は食からということを実感しています。有機農産物はそこにかかわる方々の熱意と努力と愛情が込められたもので、おのずと手間と時間がかかり、価格に影響してくるのも当然と思えるようになりました。

随分前から有機素材でお菓子が焼きたかったのですが、国産有機小麦粉や有機シナモン、ナツメグまでそろえるのはなかなか難しいことでした。パウンドメメではほとんどの素材を有機素材で用意することができました。添加物を一切使わない素材本来の味を楽しんでいただきたいと思います。パウンドメメのケーキは有機素材がぎっしり詰まった重いケーキです。一切れで十分満足する贅沢な大人のケーキです。この一切れのケーキをいただくために、とっておきの紅茶やお気に入りのコーヒーを入れて豊かな午後のティ―タイムを過ごされてはいかがでしょうか?(F)

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