2月に入って間もなく喜界島粗糖が届きました。
喜界島は奄美大島の東方、鹿児島県と沖縄本島のちょうど真ん中あたりの海上に位置する島です。日本でも珍しサンゴ礁が隆起してできた美しい島です。ここで栽培されたさとうきびはコクのあるまろやかな甘みが特徴です。喜界島の土壌や地形、気候などの環境の味なのでしょう。鹿児島県喜界島産サトウキビを100%使用し、島内の製糖工場で風味を生かした製法で仕上げた粗糖は精製されていない甘味料のためより自然に近い栄養を体に取り込むことができます。成分を見ると、微量ですが、水分、たんぱく質、灰分、カルシウム、鉄、などを含んでいます。今まではほとんど目にすることがなかったこの喜界島粗糖に不思議なご縁をいただきました。どうしても使ってみたくなりました。パウンドケーキに使ってみると、旨みと優しい甘さでとても美味しく焼けました。喜界島粗糖に出会って1年余りになりますが、今使っている有機国産小麦粉とも相性は良いようです。今年もこのリアルフードな粗糖で安心安全で身体を気遣ったおいしいパウンドケーキをお届けしたいと思っております。